初心者でもOK!つまみ細工の剣つまみと丸つまみでお花を作ってみよう
「つまみ細工」といったら一番に思い浮かべるのはお花ですよね。
基本のつまみ方で、初心者の方でも挑戦しやすいお花の作り方を紹介します。
つまみ細工のつまみ方で、まず最初に覚えたい基本のつまみ方は「剣つまみ」と「丸つまみ」です。
つまみ細工のお花は、ほとんどがこの二つのつまみ方で作っていきます。
この二つをマスターしたら、あとはそれを組み合わせたり、ちょっと応用していくだけです。
それぞれのつまみ方でお花を作ってみましょう!
剣つまみ
では、基本のつまみ方のひとつ「剣つまみ」でお花を作っていきましょう。
<材料を用意しよう>
用意するのは3㎝角にカットされた生地が8枚。
枚数は花びら分の枚数に合わせてくださいね。
今回は8枚で作っていきます。
<花びらを作ろう>
花びら1枚を作るのに、つまむ工程は、たったの3回!
正方形の生地を三角に3回折るだけです。
ここで、注意が必要なのは、3回目の折り方です。
どちら側に折るかによって、重なっている部分が左右どちらにくるか変わってきます。
どちらでもいいのですが、作る花びらは全て同じ方になるように揃えるのがポイントです。
3回折ったら、先端部分にボンドを付けます。
指先でつまんで、接着しましょう。
生地の種類にもよりますが、大抵は指先でぎゅっと押さえることで接着できます。
薄い生地などで、なかなか接着できないときは、洗濯ばさみなどで挟んでおきましょう。
最後に、下部の切りっぱなし部分をハサミでカットし揃えて、花びら1枚の完成です。
<お花を作ろう>
花びらが枚数分できたら、いよいよお花を作っていきます。
まずは土台を用意します。
今回は、4㎝角の正方形の生地の上に、花びらをのせていきます。
アクセサリーなどに使用される場合は、丸くカットした厚紙に生地を貼って土台を作り、
その上に花びらを乗せていくのがおすすめです。
花びらを土台に乗せていくときは、バランス良く花びらを配置するために、
まずは十字の方向に花びらを配置し、その間に花びらを乗せていくのがマストです。
8枚の場合は、十字の間に1枚ずつ配置していけばOKです。
仕上げに、中央部分にパールなどを飾って、完成になります!
丸つまみ
次は、剣つまみと同じく基本のつまみ方のひとつ「丸つまみ」で作っていきましょう。
<材料を用意しよう>
用意するのは3㎝角にカットされた生地が6枚。
枚数は花びら分の枚数に合わせてくださいね。
今回は6枚で作っていきます。
<花びらを作ろう>
こちらもつまみ方は簡単で、3工程だけになります!
2回三角に折って、写真のようにピンセットでつかみ、両側に開いて折っていきます。
先端部分にボンドをつけて、指でつまんで接着しましょう。
そして、下部の切りっぱなし部分をハサミでカットし揃えて、花びら1枚の完成です。
<お花を作ろう>
花びらが枚数分できたら、いよいよお花を作っていきます。
ここからは、剣つまみのお花と基本的には同じ工程になります。
まずは土台を用意します。
今回は、4㎝角の正方形の生地の上に、花びらをのせていきます。
アクセサリーなどに使用される場合は、丸くカットした厚紙に生地を貼って土台を作り、
その上に花びらを乗せていくのがおすすめです。
今回は6枚の花びらをバランス良く配置するために、
まずは対角線状に2枚花びらを配置します。
次にはすでに配置した2枚の花びらの間に、2枚の花びらを配置します。
その2枚の対角線状に残りの2枚を配置します。
ボンドで接着した後、花びらの上の部分をピンセットで開き、
花びらの形を整えていきます。
この作業は「剣つまみ」にはないので、「丸つまみ」独特の作業になります。
この花びらを開いて形を整える作業、お花が咲いたみたいで私はちょっとテンションが上がります。
仕上げに、中央部分にパールやペップなどを飾って、完成になります!
応用編
「剣つまみ」と「丸つまみ」で作るお花、いかがでしたでしょうか。
つまみ方が違うと、出来上がるお花のイメージも結構違いますよね!
さらに、生地を重ねてつまむ「二重の剣つまみ」「二重の丸つまみ」という技法もあります。
同色で重ねるとボリュームが出て、迫力のある仕上がりになりますし、
違う色を重ねると、また雰囲気の違ったイメージになります。
また、生地の種類によってもボリューム感や印象が変わります。
どんな色を重ねていくか、どんな生地を使うか、
皆さんのアイディアで色々試してみてくださいね!