carNa【カーナ】 布を「折って・つまんで」形作る日本の伝統工芸、つまみ細工を用いた作品の製作・販売をしています。アクセサリーやインテリア小物などちょっと気分を上げてくれる普段使いしやすいアイテムや、季節のイベントや特別な日を彩る作品を、心を込めてお届けします。和装にはもちろん、日常の装いに和のアクセントとしてお使い頂くのもおすすめです!

お正月のしめ縄飾り~種類と選び方・飾る意味とは

みなさんはお正月などに、ご自宅にしめ縄のお飾りをしますか??

年末になると、色々なところで販売されているのを見かけますよね!

 

伝統的なものだけではなく、現在の住宅に合わせたデザインのものも販売されています。

雑貨屋さんや100円均一、クリスマスが終わると駅前なんかで販売されているのも見かけますね。

 

毎年なんとなく玄関に飾っていたり、街中でよく見かけるけど、なんで飾る必要があるの?

と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

日本の伝統的な文化のひとつなので、飾る意味や、どんなしめ縄飾りがあるのか、

この記事で少しでも知っていただけたらな、と思います!

 

しめ縄とは

 

まずは、しめ縄とはそもそも何なのか、

どうして飾られるようになったのか、その歴史からご紹介いたします。

 

 

 

しめ縄の起源とは

 

日本神話によると、太陽の神様である天照大神(アマテラスオオミカミ)が、

弟の須佐之男命(スサノオノミコト)がしたことに怒り、

天岩戸にこもってしまったことで、世の中が暗闇に包まれてしまう、という出来事がありました。

 

他の神々が、天照大神の気を引き、天岩戸から連れ出したとき、

もう二度と戻れないように岩戸に縄を縛り付けたことが、しめ縄の起源とされています。

 

 

しめ縄の意味

 

起源となる日本神話のお話からもわかるように、

神様の世界と、外の世界を隔てる境界線という意味があります。

 

しめ縄に付いている白いひらひらした紙、神社や神棚などで皆さんも目にしていると思います。

これは「紙垂(かみしで)」と言って、境界線をわかりやすくする目印としての役割と、

邪気を払う役割を持っています。

 

 

神社では、社殿の他にも、鳥居やご神木に掛けられているのも見かけますよね。

こちらも境界の役割と、御祭神を守るための結界の役割を持っています。

 

しめ縄飾り(しめ飾り)とは

 

年末になると、家の玄関や店舗の入り口などにしめ縄飾りを見かけるようになりますよね。

 

お正月に飾る「しめ縄飾り(しめ飾り)」は、しめ縄に縁起物をつけて飾ることで、

そこが神様を迎え入れる場所であることを示し、災いなどの侵入を防いでくれる役割があります。

 

 

しめ縄飾りの形

 

しめ縄飾りにも、種類がいくつかあり、地域によって異なっているようです。

昔、しめ飾りはそれぞれの家で作っていたことから、多種多様になりました。

その一部を紹介します。

 

・玉飾り

 

しめ縄を輪の形にしたものに、長い藁(わら)を足し、縁起物を飾ったもので、

関東や東北・北海道の一部の玄関飾りとして主流になっています。

 

 

・牛蒡(ごぼう)じめ・大根じめ

 

野菜のごぼうや大根のような形で、太い方が右側になるように飾ります。

神道の考え方では、左側が神聖とされているため、神様側からみて左側、人から見て右側が

太くなるように飾る、というわけです。

 

 

・輪飾り

 

玉飾りを簡略化したもので、トイレやキッチンなどの水周りや火のあるところに飾ります。

これは、水や火のあるところには神様が宿る、という古来の考え方に由来しています。

 

 

 

しめ縄飾りの素材

 

しめ縄に使われている素材はいくつかあります。

それぞれの特徴を知って、ご自身に合ったしめ縄を選んでくださいね。

 

・稲藁

 

昔からしめ縄を作る際に使用されてきた素材です。

農家が、お米の収穫後に残った藁(わら)を使って、自宅用のしめ縄を作ってきました。

 

これは、その年収穫できたことに感謝し、翌年の豊作を祈願する意味もあるそうです。

 

・麻

 

現在はあまり見ることがありませんが、神道において麻は古来から神様の依り代として考えられ、

神棚にお供えしていたそうです。

 

しめ縄も、元々は麻で作られていました。

麻の繊維は「穢れを祓う」とも言われ、しめ縄の役割にもふさわしいことから、

麻が使われてきたのではないでしょうか。

 

近年になり、麻が手に入りにくくなり、稲藁が使われることが多くなったと言われています。

 

 

・化学繊維

 

最近では化学繊維でつくられたしめ縄も増えてきています。

特徴としては、加工しやすく、丈夫で傷みにくいこと、安価であること。

 

 

・紙

 

最近では、「紙」で作られたしめ縄もあります。

最大の特徴は、色の種類が豊富であることです。

赤・ピンク・紫・黄など様々な色のしめ縄が売られています。

 

ご自身で、縁起物をつけたり、ドライフラワーをつけたり、

アレンジすることもでき、自分好みのしめ縄飾りを作ることができます。

 

またか化学繊維と同じで、加工しやすく、丈夫で傷みにくいことと、

安価で手に入ることも特徴です。

 

下画像のしめ縄飾りは、土台だけを購入し、

手作りしたつまみ細工と、タッセルなどを飾り付けしたものです。

伝統的なものとはちょっと違うかもしれませんが、

現在の住宅に合うような、ちょっとシックな色合いに仕上がっています。

 

アイビーグリーンのしめ縄飾り 2,650円

 

 

しめ縄飾りの選び方

 

ここまで紹介してきたように、しめ縄飾りには形や素材に違いがあることがわかります。

店頭で販売されているしめ縄飾りには、縁起物のお飾りがたくさん付いていたりするので、

土台のしめ縄の部分、よく見ていないと、違いに気が付きにくいですよね。

 

<選び方のポイント>

 

選び方は人それぞれかとは思いますが、選ぶポイントを整理すると、以下の通りです。

 

見た目や雰囲気

 

・形で選ぶ

・素材で選ぶ

・飾りの好みで選ぶ

・全体の好みで選ぶ

 

ご自宅の玄関や雰囲気に合うかや、ご自身の好みで決めたり、

日本古来からの歴史や、神道におけるしめ縄の意味を大切にしたい、という意味で

伝統的な素材や形のものを選ぶ、という方もいらっしゃると思います。

 

地域の風習に合わせる

 

好みは別にして、地域の風習にならって、その伝統を受け継ぎ、

その上で選ぶ方もいらっしゃると思います。

その地域はどうして、その形や素材なのか、を理解すると、より意味のあるものになりそうですね。

 

番外編

 

自分で作る!も良いと思いますよ!

 

本来はそれぞれの家庭で自宅のしめ縄飾りを作っていたことに習い、

ハンドメイドキットなどを購入し、ご自身で挑戦されるのもいいかもしれません。

 

今では、土台だけを販売しているWEBショップもありますので、

ご興味のある方は是非調べてみてください。

 

 

お正月に向けて

 

年末やお正月に飾る「しめ縄飾り」は邪気を払うなどの意味もありますが、

「年神様をお迎えする場所」をあらわす意味もあります。

 

12月にもなると、店頭などでもよく見かけるようになりますが、

いつ飾り、いつ外すのがいいのか、みなさんはご存知でしょうか。

 

どこに飾る?

 

しめ縄飾りは、玄関先の軒下や、玄関ドアに飾るのが一般的です。

年神様が玄関から入ってこられるように、高い位置に飾りましょう。

 

 

いつ飾る?

 

12月13日は、年神様を迎えるための準備を始める「正月事始め」です。

この日以降なら基本的にいつでもいいと言われていますが、

現在ではクリスマスが終わった12月26日以降に飾り始めるのが一般的と言えます。

 

大掃除が終わったら、12月28日までに飾るようにしましょう。

 

※この日には飾らない!

・12月29日

「二重苦」などと言われ縁起が悪いと言われています。

・12月31日

「一夜飾り」になるので大晦日に飾るのは避けましょう。

 

12月28日までに飾れなかった場合は、12月30日に飾るようにしてください。

 

 

いつまで飾る?

 

一般的に「松の内」まで飾ります。

この松の内の期間は地域によって違いがありますが、

関西では1月15日、関西以外は1月7日が多いようです。

 

しめ縄飾りを外したら、処分をするのですが、処分方法は大きく分けて2つ。

 

1つは、神社で行われる「どんど焼き」などの火祭りの日に持っていき、

お焚き上げしてもらう方法です。

正月飾りやお守りなどの縁起物を清めて、新年の無病息災や家内安全を祈願します。

 

 

もう1つは、神社などに行けない場合に、ご自宅で処分する方法です。

広げた新聞紙にしめ縄飾りを乗せ、右・左・真ん中に塩を置き、

新聞紙で包んで、他のゴミとは別に新しいゴミ袋に入れて、普通ゴミとして捨てます。

※お清めをせずに捨てても問題はないそうです。

 

どちらの方法でも、感謝の気持ちを持って、処分することが大切です。

 

準備をしよう!

 

毎年、必ず目にしている「しめ縄飾り」について、少し知れたのではないでしょうか。

 

日本の伝統的な「しめ縄飾り」の意味や歴史を知った上で、

しめ縄飾りを選んでみましょう!

 

伝統的なものから、現代の住宅に合う雰囲気もものやカジュアルなものまで、

色々なしめ縄飾りが販売されています。

 

ハンドメイドサイトにも個性的なしめ縄飾りがあります!

人気のものは早めに売れてしまいますので、

早めのチェックがおすすめです!

コメントは受け付けていません。

特集