ハンドメイド作家に向いている人の特徴とは
趣味でモノづくりをしている方、ここ数年で増えていると思います。
ショッピングモールなどでも、ハンドメイド展が開催されているのを目にします。
趣味で色々な作品が出来上がってくると
「私もハンドメイド作家になれるかな」と考えませんか?
ここではどんな人がハンドメイド作家に向いているのか、私なりにまとめてみました。
ハンドメイド作家とは
ハンドメイド作家とはオリジナルのハンドメイドの作品を作り、
その作品を販売している人のことです。
ハンドメイド作家になるためには、特に資格などは必要ありません。
ご自身で作った作品があれば、誰でも「ハンドメイド作家」になることができます。
副業の方もいれば、本業で活躍している方もいます。
向いている人の特徴
今、趣味で作った作品を販売してみよう、ハンドメイド作家になろう!
でも自分にできるだろうか・・・と悩んでいる方に、
ハンドメイド作家に向いている人の特徴を、私なりにまとめてみましたので、
参考にしていただればと思います。
<計画的に制作できる人>
ハンドメイド作家になるということは、作品を販売するということ。
つまり、購入してくれたお客様の元へ、自分の作品をお届けするまでが仕事になります。
自分のペースでコツコツ作っていくことも必要ですが、
納期を守るために、計画的に制作をする必要があります。
ハンドメイドアプリなどに出品する際、どの程度の機関でお届けできるかを設定します。
注文が入ってから、その期間までに納品できるように、
発送日はいつ、そのために仕上げるにはいつから作り始めるのか、等
スケジュールはしっかり決めましょう。
副業の方は、普段のお仕事の合間に制作するため、
普段のお仕事でのイレギュラーも考慮しつつ、計画する必要があります。
本業の方は、複数の注文を順次制作しなければなりません。
さらに、購入者の中には納品日を急いでいる方もいるかもしれません。
抜けのないように、計画する必要があります。
「納期」は作家の信用に関わる大切なものです。
この「計画的に制作できる」ことは、作家としての重要な要素と言えるのではないでしょうか。
<根気強く続けられる人>
ハンドメイド作家になる、ということは、趣味で作っている頃とは違い、
作品の写真を撮影し、紹介文を入力し、売れたら梱包する、等々
様々な作業も発生します。
時間があるときに、作っていた趣味としての制作とは違い、
販売するための作業もこなしつつ、制作もこつこつと続けていくことが必要になります。
あたりまえのように聞こえますが、意外と簡単ではありません。
少なくとも私には、なかなか難しいことでした。
ハンドメイド作家として、自分の作品を出品するために、
店名やプロフィール文を考えたり、作品写真やショップのイメージ画像を撮影したり、
スペックをまとめたりと、準備することが盛り沢山で、意外と時間がかかりました。
そして、出店が完了し、作家としてデビューした頃は、
とにかくやる気であふれていて、時間を作ってとにかく制作をしていました。
(私は、副業として初めて、現在も副業です)
ですが、スタートダッシュを張り切りすぎて、私の場合は途中で息切れをしてしまいました。
これを反省点として、現在は一定のペースを守ってこつこつと制作をしています。
「根気強く、こつこつと進めていく力」はハンドメイド作家として必要な要素だと思います。
<探求心のある人>
ハンドメイド作家として制作・販売を続けていくために、
必要なものとして「探求心」が必要だと私は考えています。
ご自身の作品についてはもちろんですが、
販売するとなると、ただ、作品を作っていたときとは違い、
どうしたら商品として売れるのか、も考えるようになります。
出品する商品構成について
作品を商品として販売する、ということは「自分のお店を持つ」ということです。
あなたのお店のラインナップはどうしたらいいでしょう。
どのような作品を新たに出品していきますか?
作品を見てくれている方からの要望があったから?
作品の種類を増やすのに簡単な選択肢だったから?
よく売れている商品だから?
作りたいものを作っていく、だけではなく、
どんなものが売れるのか考えて出品をしましょう。
ライバルについて
同じカテゴリーの作品を作っている他のハンドメイド作家さんたちが
出品している商品を見てみましょう。
どんな作品をどんな価格で販売しているのか。
人気作家さんたちがなぜ売れているのか、ヒントが隠れているかもしれません。
ショップの見え方・見せ方
ご自身の作品を販売しているあなたのお店は、
どんなコンセプトなのかパッと見てわかりますか?
写真を撮影するときの背景や小物使いでイメージはがらっと変わります。
作品作りだけでなく、写真の撮り方なども工夫する必要があります。
まとめ
ハンドメイド作家に向いている人、つまりハンドメイド作家になるために必要なこと、
色々な要素があるかとは思いますが、今回は私が考える3つの要素を紹介しました。
・計画的に制作できる人
・根気強く続けられる人
・探求心のある人
そもそも備わっていなくても、この3つを意識することで、
ハンドメイド作家として活動を続けているのではないかと、私は考えています。
ご自身の作品を販売して「ハンドメイド作家」になることを考えている方、
上記の内1つでもできそう!と思えば、是非チャレンジしてみてください!